不注意優勢型ADHD症状と困りごとの工夫と対策・対処法

パソコン作業している様子 ライフスタイル

こんにちは!はなまるです♪
物事をやり遂げることが難しい、忘れっぽい、なかなか集中が続かない…という困りごとがありますか。
ADHDの中でも不注意優勢型の特徴かもしれません。
不注意優勢型の症状や困りごとをまとめてみました。
今回は、不注意優勢型ADHD症状と困りごとの工夫と対策・対処法のお話です。
実体験のもと記録しているので、どなたかの参考になれば幸いです。

不注意優勢型ADHDとは

ADHDには、「多動・衝動優勢型」「不注意優勢型」そして「混合型」があります。
そのうちの「不注意優勢型」の特徴が顕著である場合、不注意優勢型ADHDと判断されます。

不注意優勢型ADHDの診断と症状、困りごと

特に検査というものはなく、問診や行動観察、心理検査などから総合判断されるものでした。
症状にチェックを付けていくという「精神医学診断基準DSM5」という検査を実施します。
これはADHDの症状を評価するための検査です。

DSM-5におけるADHDの診断基準
DSM-5の診断基準には,9つの不注意症候と9つの多動性・衝動性症候が含まれている。この基準による診断には,6つ以上の症候が1つのグループまたは各グループのものである必要がある。また,症状は以下の条件を満たす必要がある:

  • しばしば6カ月以上認められる
  • 患児の発達水準から予測されるよりも著しい
  • 少なくとも2つ以上の状況(例,家庭および学校)でみられる
  • 12歳前に(少なくともいくつかの症状が)みられる
  • 家庭,学校,または職場での機能を妨げている

不注意症状:

  • 細部に注意を払わない,または学業課題やその他の活動を行う際にケアレスミスをする
  • 学校での課題または遊びの最中に注意を維持することが困難である
  • 直接話しかけられても聴いていないように見える
  • 指示に従わず,課題を最後までやり遂げない
  • 課題や活動を順序立てることが困難である
  • 持続的な精神的努力の維持を要する課題に取り組むことを避ける,嫌う,または嫌々行う
  • しばしば学校の課題または活動に必要な物を失くす
  • 容易に注意をそらされる
  • 日常生活でもの忘れが多い

多動性・衝動性症状:

  • 手足をそわそわと動かしたり,身をよじったりすることが多い
  • 教室内またはその他の場所で席を離れることが多い
  • 不適切な状況で走り回ったり高い所に登ったりすることがよくある
  • 静かに遊ぶことが困難である
  • じっとしていることができず,エンジンで動かされているような行動を示すことが多い
  • 過度のおしゃべりが多い
  • 質問が終わる前に衝動的に答えを口走ることが多い
  • 順番を待てないことが多い
  • 他者の行為を遮ったり,邪魔をしたりすることが多い

不注意優勢型と診断するには,6つ以上の不注意の症候が必要である。多動性・衝動性優勢型と診断するには,6つ以上の多動性・衝動性症候が必要である。混合型と診断するには,不注意と多動性・衝動性のそれぞれで6つ以上の症候が必要である。

また、個人的には下記のことは特に症状がありました。

  • ワーキングメモリーが少なく忘れやすい、物事を先送りにする
  • 見通しが悪く、何かをやり遂げることが難しい
  • 集中力が続かないため、物事を忘れたり、ミスを招く
  • マルチタスク、同時に物事を進行させていくことが苦手で、優先順位をつけにくい

個人差はあるものの、忘れっぽさや注意散漫な様子はまさに困りごとの一つでした。

工夫・対処法

ADHDである特性に対しては、工夫や対処法を身につける努力が大切です。
できない理由をADHDのせいにしてしまうことなく、自分でできる努力をする。

耳が痛い困りごとまで、ピンポイントで解決策をまとめてみました。
今より少しでもよくなる方法を目指しましょう。

工夫・対処法の個人的まとめ

  • 忘れないようにメモを取り、見えるところに貼る
  • 毎日やることはルーティンに組み込む
  • 実行はすぐやる、もしくはリマインダー設定してやる
  • 周りのサポートを受ける

これに尽きるような気がします。
自分の特性を理解し、周りにも理解、サポートしてもらうことが必要ですね。

最後に

当てはまるものはありましたか?今までの数々が病気による症状だと思うと、少しホッとする思いもあり、人とは違うのか、という思いもあります。
自分の特性を認めるとなると、これからこの特性と付き合いながら生きていくことになります。
しかし、工夫や解決策、治療薬まであるのでかなり前向きに捉えることができるようになりました。

こちらの書籍「ADHDコンプレックスのための“脳番地トレーニング” [ 加藤俊徳 ]」もおすすめです。

今回は、【大人のADHD】不注意優勢型ADHDの症状と困りごとの工夫と対処法!をお伝えしました。
この記事が少しでも参考になり、お役立ていただけたら嬉しいです。

他にも子育てやライフスタイルに関する記録を書いています。
楽天ROOMもありますので、ぜひ覗いてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

タイトルとURLをコピーしました