会社員を退職〜フリーランス開業まで!やることリスト解説

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こんにちは!はなまるです♪
フリーランスとして活動される方も多くなってきています。
「独立、開業しよう」と思い立ち開業届を出す、その前にいろんな不安を解消しておきませんか?

今回は、会社員を退職〜フリーランス開業まで!やることリストを解説します。

会社員のうちにやっておくこと

信用に関わる審査は済ませておく

信用に関わる審査は済ませておきましょう。

フリーランスになるとローンなどの信用に関わる審査が厳しくなり、通りづらくなります。
家庭用のクレジットカードや賃貸物件への引っ越し、住宅取得、住宅ローン、マイカーローン
などは事前に会社員としてのステータスを持っているうちに取得しておくとよいでしょう。
その際、きちんと生活ができる収支設計にしておくことが大切です。

起業を理由に再就職手当を受け取ろう

会社員を辞めてすぐに開業届を出したい場合、開業届の前に失業保険を受け取る方法があります。

①失業保険の申請に行く

会社を退職後、ハローワークに行って失業保険の手続きをします。

②就職のための活動をする

失業手当を受け取るためには、「就職のための活動」をした結果報告が必要です。
これはハローワークの求人だけではなく、一般公募でも可です。
私は業務委託希望で応募して活動報告をしました。

③開業届を出す前日に再就職手当申請

開業届を出す前日にハローワークに行き、再就職手当を申請します。
ここでポイントなのが、起業の場合「1年間継続できる証明が必要」ということ。
1年間継続できる書類をハローワークに持って行き、審査してもらいます。
当初クラウドソーシングでの昨年の実績一覧のコピー・契約を締結した業務委託契約書を出して
審査してもらう予定でした。
(療養しながらあれよあれよと全額受け取ってしまいましたので、経験談とは異なりますが)
そうすると、残額の6〜7割の失業手当が給付される、というものです。
どのくらい審査が厳しいかなどは各ハローワークによって変わるようですが、
実績+業務委託契約書を提出すれば見通しがつくと思いますので、通過できるかと思います。

会社を退職して開業届を提出する場合、失業手当の受給を受けてからの方が賢くお得ですね。
ぜひ活用しましょう。

開業届のタイミング、いつ出せばいいの?

事業開始から1ヶ月以内に提出する

売上に関わらず、事業の開始から1ヶ月以内に提出することになっています。

1ヶ月以上遅れて提出もでき、それによる罰則もありません。
開業届を出すことにより所得控除を受けることができるので、早めに出しておいた方がよいでしょう。

所得48万円以上が目安

「所得48万円以上」が一つの目安になります。
個人事業主の場合、令和2年(2020年)から所得控除が48万円になりました。

所得が48万円未満であれば、確定申告や開業届の提出も必要ないとされているのですが、
それでは事業の実態や低収入の証明となりません。
確定申告は所得に関わらず必ず行う方がよいでしょう。

開業時に準備するものリスト

開業届・青色申告承認申請書

開業届とは、個人事業を開業したことを税務署に届け出る書類のことです。
青色申告をする場合にはさらに「青色申告承認申請書」を開業日2ヶ月以内に提出する必要があります。
提出には税務署、郵送、電子申請があります。

電子申請はfreeeで申請するのが簡単です。

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会計ソフトの導入

開業届を出すとなると、経理などの会計が必要になってきます。
そこで早めに会計ソフトを導入するとよいでしょう。

全自動のクラウド会計ソフト

事業用口座・クレジットカード

開業届時に屋号を指定した場合、必須ではありませんが、
屋号名義の口座開設と事業用クレジットカードが作成できます。
屋号名義口座の方がクライアントからの信頼を得やすいことや、
事業用口座を作ることでプライベート資金と分けることができるというメリットがあります。

事業用のメールアドレス

フリーアドレスだと迷惑フォルダに振り分けられてしまう可能性もあります。
契約しているサーバー等での独自ドメインで事業用のメールアドレスも取得しておくと、信用にも繋がります。

屋号の電子印

電子契約書を交わす際に必要になってくるのが電子印です。
屋号で契約を取り交わす場合、屋号入りの電子印を押すことになります。

契約書類等のテンプレート

フリーランスになると、見積書・請求書・契約書などの書類は自分で作成しなければなりません。
先方から提示されることも多いですが、テンプレートを用意しておくとすぐに対応できますね。
見積書や請求書はインターネット検索で出てくるExcelシートを使うこともできますし、
freeeでも作成できるようです。

最後に

フリーランスとして開業する時のやることリストを中心にお話しました。
開業はみなさん初めてのことでわからないことだらけですよね。
一つずつクリアにして、フリーランスとしての一歩を踏み出しましょう!

書籍では「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えて下さい! [ 税理士・大河内薫 ]」がおすすめです。

この記事が参考になり、お役立ていただけたら嬉しいです。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

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